化学のチカラでお風呂の掃除

お風呂やキッチンのシンク廻りの掃除は大変ですね。


何が大変て、浴槽の壁面にこびり付いている石化したナニか  ̄Д ̄;

これは石鹸のカス(脂肪酸のアルカリ塩)や水道水のカルシウム(Ca)、皮脂のカス(トリアシルグリセロール)などが固まったものです。

つまり、石になる成分のあるアルカリ。主に周期表の二列目にあるヤツで主な元素はカルシウム(Ca)。コンクリートの主成分でもあります。
ちなみに古代ローマ帝国時代のコンクリートは今でも残っていますが、この時代の繋ぎの主成分はアルミニウム(Al)であったとされています。詳細はローマンコンクリートなどで視ていただいた方が詳細です (^_^)b
カルシウムがアルミニウムになっただけで強固になる、というのは様々な形で変形しながら様々な形態(キレートなど)や酸化状態で安定化しやすいからなのだろうかと勝手に想像してしまいます(興奮します)。

話が逸脱してしまいましたが、ここではこういった石のカスを簡単に除去する方法を書きます。と言っても特別な薬品や道具を使うような事はしません。

使うのはコレです ( ̄u ̄)b

重曹とクエン酸です (‘◇’)ゞ

重曹は炭酸水素ナトリウム(NaHCo3)とも言い、弱いアルカリ性を呈しますが、調理に使われたり弱い研磨効果を利用して食器洗浄に使われたりします。

クエン酸(C6H8O7)は聞いたこともあろうかと思いますが、柑橘類の酸っぱいヤツです。レモンやオレンジにあるヤツです。名前の通り“酸”ではありますが、強度としては非常に弱く、pKa値も小さく酢の1/10倍くらいの酸度です。炭素と水素と酸素から成るので口にしても安全ですね。

これらは総じて安全な薬品です。薬局やドラッグストアや百均にも安価で売られていますからね。
全てが食添というわけでは無いのでご注意を☆

水垢の原因は、水道を流れる水に含まれるナトリウム(Na)やカリウム(K),カルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)といったアルカリ(土類)金属類です。

なので、こびり付いたアルカリは酸で中和しましょうというのがクエン酸なのです。 それでも取れないヤツは、重曹で研掃しましょう。クエン酸も重曹も水と粉を10:1くらいで混ぜればいいです(適当でも)。重曹は溶けにくく、その結晶も丸いのでその研掃作用を活かすのです。 ただ、間違っても同時に混ぜるのはNGです。(危険という意味ではなく、単純に無意味なのです ´Д` シュワシュワと泡だって効果ありそうですが、ただの中和反応です) ナトリウムと酸がくっついて塩(えん)ができ、二酸化炭素と水が発生します。

余談ですが、クエンという果実があります (^_^)b
花言葉は「不機嫌な美人」だそうです